セカンドオピニオンのご案内

お口の中の悩みを解決!歯・舌・口臭・歯周病・入れ歯・インプラント・虫歯・歯並びなど 歯医者のセカンドオピニオン

現在、歯医者で治療しているものの、治療が長引いている何度入れ歯を調整してもらっても一向に治らない治療後の痛みがいつまでも取れないなどで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

こういったときに相談できるのがセカンドオピニオンです。(※セカンドオピニオンは保険適用外となります。当院の料金は5,000円/30分となっております)

以下では、実際にセカンドオピニオンとはどのようなものかを解説していきます。

1.歯医者のセカンドオピニオン外来とは

セカンドオピニオン外来は、現在通院している歯科医院とは別の立場から意見を仰ぎたい時に利用することができるサービスです。診断内容や治療法に関して意見・判断を提供し、今後の治療の参考にしていただくことを目的にしています。主治医や通院先を変えるのではなく、現在の治療に関してご相談をしていただく場になります。

2.セカンドオピニオンのメリットは?

セカンドオピニオンを求めることによって様々な先生の意見を聞くことができます。一つの症状に対する治療方針や治療内容は、歯医者さんによっても様々ですので、違う立場・観点からの考え方を聞くことで、治療を受けるかどうかの判断や治療の選択肢の幅を広げることに役立ちます。

大切なことは、どの治療法にもそれぞれメリットとデメリットがあり、患者さんのニーズ(お金はかかっても歯を残したい、費用を抑えたい、できるだけ早く治療してほしいなど)によってベストな選択肢が異なるということです。

歯の治療は一度始めてしまうと、やり直しができません。ご自分にとってより良い治療方法を選択するためにセカンドオピニオンは有効な手段となります。

当院では、セカンドオピニオンの場で患者さん一人一人の症状や感じていらっしゃることをベースにコメントをお伝えするようにしています。

お電話でご予約の方
050-5243-8531
受付9:00〜18:00(月/火/日 休診)

3.どんな時にセカンドオピニオンを求めればよいのか?

セカンドオピニオンを求めるのに明確な決まりはありませんが、「抜歯が必要」と言われた場合や、望む治療が受けられないと診断された場合(たとえば、あごの骨がなく入れ歯治療が難しいと言われた)、インプラント、矯正、保険外の入れ歯などの高額な自由診療の場合や、非抜歯治療、歯周外科治療、歯周補綴治療、特殊義歯、難症例の入れ歯の治療などについて相談したい場合に求めることが多くなっています。

自分が希望している治療と、歯科から示された治療方針・治療内容が大きく異なる場合に、セカンドオピニオンを求める意義があります。

3.1 セカンドオピニオンを勧める7つの事例

根管治療がいつまでも終わらない
根管治療は歯の根の中の汚れを取る治療で、針金のようなファイルという器具を使い、歯の根の中をきれいにしていく治療です。(下図)
ファイルによる根管治療
しかし、複雑な形の根の場合に精度の高い治療を行うには、CTレントゲンで根の形や中の形を確認する必要があります。根の形・中の形を正確に確認するには歯科用CTという3D画像診断が重要となりますので、あまりにも長く根管治療が続くようであればセカンドオピニオンで相談をしてみてください。

抜歯と言われた歯を残したい
かかりつけの歯医者で抜歯をすすめると言われたけれど、どうにか残したいという考えをお持ちの患者さんはセカンドオピニオンで相談してみてはいかがでしょうか?もちろん、誰が見ても抜歯が最適というケースもありますが、治療方法によっては歯を残せる場合もあります。*事例については当院HPの「当院の重度歯周病治療の治療例、診断例」を参考にしてください。

入れ歯の見た目の違和感が気になる
入れ歯になると見た目にも違和感が気になります。しかし、入れ歯にも審美的な入れ歯(スマイラブルデンチャー)もあれば、インプラントやブリッジによる見た目のよい治療方法もあります。一方で、インプラントはリスクも多数ありますので、セカンドオピニオンで相談をされてみることをおすすめします。*スマイラブルデンチャー治療については、当院HPの「スマイラブルデンチャー治療」を参考にしてください。
スマイルデンチャー

歯周病が心配
歯周病は日本人の8割が罹患している国民病です。歯周病の治療というと歯石除去、清掃指導のみを行う診療所が大半で、かみ合わせ、入れ歯の影響などが放置されることがよくあります。また、一切自覚症状がなく進行するのが歯周病です。歯周病が心配な方はセカンドオピニオンで自分が歯周病なのか、進行予防についても相談してみてください。*詳しくは当院HPの「歯周病の成因と進行」を参考にしてみてください。

入れ歯の痛み・ゆるみなどの不具合が全くよくならない
食事の際の痛みゆるくて外れる見た目が気になる違和感が強い話しづらいなど入れ歯を何度も作ってみても悩みが尽きない…。
こんな時はセカンドオピニオンでご相談してみてください。入れ歯の不具合の大半は作成方法の省略や設計などに起因しています。*詳しくは当院HPの「入れ歯治療」を参考にしてください。

口腔内になかなか消えない痛み・違和感・乾燥感がある
口腔内の痛み・違和感・乾燥感が長期間にわたって取れない場合があります。原因はいろいろあり、薬の副作用、脱水など歯ではない場合があります。セカンドオピニオンで詳しく調べることで、原因がわかる場合があります。*詳しくは当院HPの「持病のある方を診療するための取り組み」を参考にしてください。

ベロの痛み・しびれ・乾燥・味覚障害がある
ベロは極めて敏感な組織で複数の支配神経によってコントロールされています。ALSなどの神経疾患の早期発見に役立つことがありますので、ベロの痛みしびれ乾燥味覚障害などの症状があまりに続く場合はセカンドオピニオンで相談してみてください。

3.2 セカンドオピニオンがよく利用されるケース

・入れ歯の不具合
・重度の歯周病
・審美治療
・かみ合わせ(咬合)の治療
・インプラント治療の前後
・持病をお持ちの方の歯科治療
・重度の顎関節症
・その他、10万円を超えるような歯科治療全般

当院では、セカンドオピニオン外来以外にも、当院では「入れ歯無料相談」「歯周病無料相談」なども適宜受け付けております。ぜひご利用下さい。

4.こうなる前にセカンドオピニオンへ

治療を始めてから歯医者さんが提示する治療方針が自分の希望と合わずに、途中で治療を中断するケースも見られます。歯科治療は小さな手術の繰り返しといった側面があります。そのため、診療途中での転院はかえって歯を痛めることも少なくありません。できれば同じ歯科医院で最初から最後まで診てもらうことが理想です。信頼のおける治療方法だと信じられるようにする意味でも、治療の中断や、折り合いがつかなくなる前にセカンドオピニオンを求めてみてください。

5.セカンドオピニオンを受ける際の注意

セカンドオピニオンはいろんな先生の意見を聞くことによって、より自分の目的に合った治療方法を探すことが目的です。自分の意見に賛同してくれる歯科医院を探すものでもありません。セカンドオピニオンという名のもと、ドクターショッピング(歯科を次々と回ったり、同時に医療を受診すること)をされる患者さんがいらっしゃいますが、歯科治療といえども早期発見、早期治療に越したことはありません。先生選びに奔走するあまり、状態がさらに悪化しないように気をつけましょう。
患者さんの希望を聞き入れてくれるということは大切なことだとは思いますが、それが医学的に見て正しくない方法であるならば、それを患者さんに伝えることも歯科医師の役目と考えます。

良いこと、悪いことを両方説明してくれる歯科医院

歯を治療するには現在の状況を検査した上での診断が必要です。歯科医師は治療方法の選択肢は提示しますが、治療方法は自分自身で決めなければなりません。そのため、まずは現在の状況を含め、各治療方法の良い点、悪い点、いずれも説明してくれる歯科医師でセカンドオピニオンを選ぶことが大切です。

6.セカンドオピニオンの診断に使う設備

歯科用CTについて

歯科用CTとパノラマ・デンタルレントゲンの比較

歯科用CTはパノラマ、デンタルレントゲンと比べると高価な設備ですが、歯や顎を3次元で確認できるため、診断精度が高くなります。パノラマ、デンタルレントゲンでは2次元のため確認できない部分が出てきます。

歯科用CTと医科用CTの違い

歯科用CTと医科用CTとの大きな違いは、撮影の際に医科用CTでは横たわらなければならないのに対し、歯科用CTでは座ったままで撮影ができることです。また、撮影時間がかなり短く約10秒で済みます。被爆線量も、医科用CTの1/8と低水準である点も大きな違いとなります。また、最大の違いは、口腔内に金属物(インプラントなど)が入っている際のハレーション(被写体の周辺が白くぼやけて不鮮明になる現象)の影響が、歯科用のCTの方が少ないことです。そのため、診断能力にも大きな差異が生じることになります。
*被爆等が気になる方は院内紹介(歯科用CTのご案内)を参照してください。

7.セカンドオピニオンの受け方

7.1 かかりつけの歯医者から紹介してもらう

かかってみたい歯科医院がある場合は、現在の歯医者と相談して紹介状やセカンドオピニオンの依頼状などを書いてもらいましょう。その際、レントゲンや検査結果をつけてもらえば、セカンドオピニオンの歯医者で撮影したレントゲンなどと比較することができます。

7.2 自分でセカンドオピニオンを行っている歯科医院を訪ねる

かかりつけの歯医者にセカンドオピニオンの相談することは気が引けるという方もたくさんいらっしゃいます。その場合は、自分でセカンドオピニオンを行っている歯科医院に直接行くこともできます。前医の診療情報(レントゲン写真、検査結果など)がないため、レントゲン等の検査が必要になります。
電話等でセカンドオピニオンを受けてくれるか確認の上、歯医者の予約を取るようにしてください。なお、当院ではご紹介以外のセカンドオピニオンも承っていますのでぜひご相談下さい。

お電話でご予約の方
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セカンドオピニオンのよくあるご質問

セカンドオピニオンに関するよくある質問

Q1.初めて受診します。どのように予約をとればいいのですか?
A. お電話かネット予約でご予約をお取りください。お電話でしたら、その際にどのような症状かをお話下さい。

Q2.初めてなのですが、近くに医院の目印となるものはありますか?
A. 町田109の商店街出入り口前のビル2階になります。隣にドトールコーヒーさんがあるため、そちらを目印にされている方も多いです。

Q3.どのような分野でセカンドオピニオンを受けられますか
A. 当院では、主に入れ歯治療や審美治療、矯正治療、歯周病治療、咬み合わせ治療や顎関節症の治療などに関するセカンドオピニオンのご相談をいただいております。その他の分野についてもご相談を承ることが可能ですので、まずは一度お問い合わせ下さい。

Q4.セカンドオピニオンの料金はいくらですか?
A. セカンドオピニオンは自由診療となります。当院ではセカンドオピニオンの費用は5,000円/30分となっております。症例によっては、保険適用のセカンドオピニオンもありますので、気になる方はお電話などでご相談下さい。

Q5.治療のデータや資料はないのですがセカンドオピニオンは受けられますか?
A. レントゲン写真やお口の歯の写真、歯の模型などが無い状態では一般的なアドバイスとなってしまいます。なお、お時間はかかってしまいますが、当院にてレントゲン写真やお口の歯の写真、歯の模型などを採らせていただいた場合には、セカンドオピニオンを実施することが可能となります。その場合は、データ採取のための追加費用がかかってしまいますので、あらかじめご了承下さい。

セカンドオピニオンをご検討中の方へ

セカンドオピニオンをご検討中の方へ

提示された治療でよいのか不安…」「高額な治療費なので慎重に判断したい」「どこでセカンドオピニオンを受けたら良いか分からない」とお悩みの方、まずは当院の医師にご相談してみませんか?

当院では、セカンドオピニオンの際にこれまでの治療に関するデータや資料、現在のお口の状況や生活習慣などを踏まえた上で、どういった治療プランが良いかについて、患者さんと話し合いながら一緒に考えていくことを大切にしています。また、治療にかかる費用治療期間などについてもしっかりとご説明をさせていただいております。

ご来院いただく皆様に、「あの時に相談をしに来て、本当に良かった!」と言っていただけるよう毎日診療を行っていますので、お口のことでお困りのことや疑問・不安などがございましたら、遠慮せずにいつでもお気軽に、なんでもご相談をいただければと思います。

医院までの地図

医院は町田駅徒歩3分のアクセスしやすい場所にございます。ぜひお気軽にお越しください!

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