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コラム

  • 2018.1.10

こんなにあるの?歯周病の原因菌の種類と菌の強さを解説!

歯周病の原因菌の種類と菌の強さを解説!
歯周病の原因菌は実は一つではありません。口腔内には500種類もの細菌が常に存在する特殊な環境となっています。「糞便よりも数・種類ともに多くとても汚い」体内で最も汚染のひどい場所と言われています。下記は主要な歯周病の原因菌【病原菌】です。

歯周病の種類は大まかに生存条件によって分類がされています。酸素があるところで繁殖しやすい好気性菌酸素がないところで繁殖しやすい嫌気性菌と分類され、さらに酸素があってもなくても繁殖できる場合を通性、そうでない場合を偏性として分類されます。

通常、人間であれば酸欠状態にすれば自ずと死んでしまいますが、歯周病原性菌はそうではありません。細菌の体制派が嫌気性菌よりに傾くという変化は起きえますが、死滅することはありません。歯周病菌の繁殖しやすい条件が異なるため、場所・部位により繁殖している菌が変化してきます。

では、どのような差が生じるのでしょうか?
歯周病が進行すると歯肉の腫れだけでなく、内部には、歯を支える歯槽骨に大きな骨欠損を生じるようになります。その結果、深部に病巣が出来てしまいます。この深部ということが、とても大切で、深部は外界から離れるようになることと同じことです。つまり、空気と触れにくくなる、酸素のない環境になっていくので、嫌気性菌が多数繁殖することになります。

再度、表を確認していただくと、歯周病を構成する主要な【病原菌】は嫌気性菌がほとんどであることに気づくと思います。残念なことに嫌気性菌は病原性も強く、難治性の歯周病の原因となる”Tannerella forsythensis(Bacteroides forsythus) “、”Porphyromonas gingivalis”、”Treponema denticola”といった【病原菌】は、すべて嫌気性菌という特徴もあります。

深部ゆえに、薬剤も器具も到達しにくく、かつ難治性の毒性を持つわけです。症例によっては下の写真のように歯肉をはがしてみると、深い位置にはっきりと病巣(ばい菌の巣)が出来ていることがあります。自らの口腔内に繁殖している菌を特定し、巣の位置をはっきりとさせて、ターゲットを絞った治療をすることが肝要と言えます。

歯肉の腫れと歯槽骨の骨欠損

口内の病原菌や病巣を特定する方法としては、以下のような手段があります。
*)お口に住み着いている病原菌を特定する精密細菌検査
**)歯茎を開くことなく病巣の位置を特定する歯科用CTでの高精度診断

検査や診断をご検討の方は当院HP「重度歯周病治療」のページもご覧ください。

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